【4月26日放送】FBCテレビ「おじゃまっテレ ワイド&ニュース」にて、越前瓦工場と瓦割り体験が取り上げられます
弊社 越前セラミカは、越前瓦の製造・販売と屋根工事をしている会社です。
最近は瓦工場見学や瓦割り体験など、観光面にも力を入れています。
この度、越前瓦に関する取り組みについてFBCテレビ様に取材をしていただきました。
越前瓦の製造工場にて、その工程の
1.粘土づくり
2.成形
3.乾燥
4.施釉
5.焼成
6.選別
7.梱包
について代表の石山がご紹介しました。成形工程では職人による成形仕事もご覧いただきました。
その後、増谷寧々アナウンサーには瓦割り体験に挑戦していただきました。
テレビ放送の予定
日時 2021年4月26日 月曜日 15:50~
放送局 福井放送(FBCテレビ)
番組名 おじゃまっテレ ワイド&ニュース
コーナー名 ねーねー教えて! しん・シン
福井県にある知られざる「しん」を探すコーナー
放送内容 越前瓦工場の紹介と増谷アナによる瓦割り体験
取材の模様
工場を見学しに向かう代表と増谷アナ。
実は、カメラありの取材の前に事前打ち合わせがありました。
そのときに詳しい工場見学は済んでいたのでいきなり撮影がはじまりました。
職人の手さばきをじっくり撮影。
今職人が作っている瓦は「雁振瓦(がんぶりがわら)」と呼ばれる瓦です。
棟のてっぺんに一列に並んでいる瓦です。
自然乾燥している最中の瓦も映えるようにライティング。
乾燥の工程では、多く使われる「並瓦(平瓦、桟瓦ともいう)」などは乾燥させる機械に入れて1日ですぐ乾かします。
並瓦:屋根の平たい部分に葺く、最も多く必要となる形の瓦。
職人が作る「雁振瓦」などは写真のように数日かけて自然乾燥させます。
これは瓦を焼成するためのトンネル窯です。
長さは61mあり、工場1階の大部分を占めます。中は洞窟のようになっています。この中に、乾燥させ施釉した瓦を入れ約24時間かけて焼きます。
この窯は3、4週間ごとに不定期で火を入れて稼働させます。
常に動いているわけではないのです。
この取材のときも火が入っていない状態でしたので、焼き上がる様子を見ていただくことはできませんでした。
その代わりに、窯の中に入り内部の構造をご覧いただきました。
窯の温度は約1,200℃にまで上げます。
火が入っていると中に入るどころか、触れることすらできません。
ちなみに、約1,200℃の温度で焼くのは「越前瓦だから」です。
ほかの瓦、例えば三州瓦は約1,100℃、淡路瓦は約1,000℃で焼きます。高い温度で焼けば焼くほど、できあがった瓦は硬く締まります。その反面ねじれが起きやすく行儀のよい瓦をつくるのが難しくなります。
そこまで締める理由は、寒さに耐えるためです。
とくに積雪のある地域では凍害に耐える屋根材が求められます。積雪があるほど寒い福井県に越前瓦は欠かせません。国内で最も寒い北海道でも使われています。
越前瓦は、寒さに強く丈夫な瓦なのです。
工場を紹介させていただいた後は瓦割り体験。
空手着とグローブを着用し準備万端の増谷アナ。
瓦割りは人生初だそうで、今回は3枚に挑戦するようです。
割れました!
「スッキリした!」とおっしゃっていました。
下からの映像はよりダイナミックでした。
このカメラが割れなくて良かったです。
最後は代表による越前瓦の知られざる「しん」を発表し、撮影は終わりました。
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我々は越前瓦のメーカーであり、屋根工事業者でもあります。
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